神アニメてーきゅう(と新海誠)

てーきゅう」は非の打ち所のないギャグアニメだと最近ようやく気づけました。

このアニメは低予算かつ、少数精鋭のスタッフで作られてますが、これは「けものフレンズ」や「ほしのこえ」に繋がると思います。

通常はお金をかけて大人数で、つまり大規模的に作ったほうが面白いですよね、アニメにしろ実写映画にしろ。

だけども予算や人員の面での悪条件の下で、「てーきゅう」「けもフレ」「ほしのこえ」みたいな優れた作品を作るっていうところにロマンがあるんですね。監督の美学や価値観がダイレクトに作品へ反映されるんです。板垣伸たつき新海誠という作り手(監督)に親近感が湧くし、憧憬の念が湧くんです。「君の名は」は「ほしのこえ」の数百倍(?)の予算がかかってるでしょうし、作画もめちゃくちゃ綺麗ですが、私としてはなんか嫌なんです。映画館に足を運んで前前前世が流れ始めたところで、(あっ、これ新海成分が薄いな。新海誠100%だったほしのこえが懐かしい)ってなふうに思ったんですよ。

なんていうか、大規模で作れば面白くて当たり前だと皆思いますが、小規模なのに面白ければ明らかな奇跡なんですよ。

記事タイトルは「てーきゅう」なのに、いつのまにか新海誠についての記事になってたんで、そのうちに閑話休題して続きを書きます。